寝たきりの人や手術中の患者にとって最も脅威となるのは、「床ずれ」という圧力が原因となる圧迫障害です。
アクションパッドは、「床ずれ防止用具」として開発された商品で、世界67カ国で50年以上の販売実績があります。
米国公共機関が床ずれ防止用具に対して行なった様々な科学・臨床テストでは、全て全米第1位の成績を取得し、国内でも8,000件以上の臨床試験・お客様アンケートの集計によると、常時80%以上のケースで床ずれ防止に優れた評価を受けています。
アクションパッドが最も必要とされてきた介護・福祉業界は、今後も市場は拡大し続けることが見込める産業としてあらゆる業界の企業が注目しています。
介護・福祉業界で販売されている数万点の商品の中でも、特にアクションパッドは素材として他業界の企業から関心を集めており、本来の「床ずれ防止用具」では考えもつかない用途での研究や検討が多数行われています。
それらのほとんどのケースで「今までの素材にない特長の組み合わせをもっている」、「従来の素材と比べて非常に高いレベルの結果が出た」等の優れた評価を受けています。
介護・福祉業界では当たり前でも他業界では「新素材」。そんなアクションパッドを差別化をお約束できる商品としてご提案いたします。
アクションパッドは、エアーマットやスポンジタイプと比較すると圧力を分散させる機能に優れていることが判ります。ここで紹介しているのは、その実験結果です。
スポンジと比較した結果、優れた復元力を発揮しました。また、体位交換などにおける荷重の変化には、ひずみ率、応用荷重比率の高さで対応。不均衡な圧力配分による圧迫を防ぐ効果が実証されています。さらに、圧力分散比率の測定では、荷重を極限まで分散させ圧力を一点に集中させない優位性が明らかになりました。
全てのデータが示すように、アクションパッドは体圧を極限まで分散させることで、床ずれの防止に優れた力を発揮します。
アクションパッドは、熱のこもらない性質をもっています。通常の使用においては、パッド自体の温度が体温以上に上がることがなく発汗による蒸れを防ぎます。グラフ3は、介護用品と接する温度を示したものです。スポンジや空気タイプのものは皮膚温が上がりすぎ、蒸れの原因となりかねません。ウォーターベッドでは、逆に皮膚温が下がりすぎ不快感を与える原因になっています。アクションパッドは皮膚温を適温のまま一定に保つので、いつも快適です。
データは、すべてアメリカの公的機関による試験により得られたものです。