コンテンツタイトル
海外道中記
TRAVEL DIALY
   

はじめに (デュッセルドルフ編)
dd-ph-26.jpg
ここでは、『アルテンプフレーゲ』と並んでヨーロッパで最大級の福祉機器展である『リハケア』見学のエピソードや裏話などをご紹介しますが、一つだけ皆さんにお詫びを申し上げなければなりません。





dd-ph-03.jpg今までに執筆してご好評をいただいた『ニューオーリンズ編』と『ニュールンベルグ編』でほとんどすべての海外旅行の裏技やネタを出し尽くしてしまいました。(笑)
 ですから、デュッセルドルフ編以降は観光案内が中心になってしまいます。もしも、展示会の規模や海外旅行の注意事項などをお知りになりたい時は、第一作目の『ニューオーリンズ編』から順にお読み下さい。



また、次回のリハケアに行ってみたいなという方の中で、航空券やホテルの手配などでお困りのことがありましたら、お客様メールコーナーで何なりとお聞き下さい。私でできることであれば全力でお手伝いさせていただきます。旅行記のご感想や行かれた方の観光スポットご紹介、体験談なども楽しみにお待ちしています。








   

デュッセルにはKLM航空がお勧めです (デュッセルドルフ編)
dd-ph-01.jpg
普通はドイツに行くとなると最初に思い付く航空会社は、ドイツを代表するルフトハンザ航空です。日本で言えば日本航空、イギリスで言えばブリティッシュ・ エアラインのようなものですが、私は思うところがあって2000年からドイツに行くときはKLM(オランダ)航空を利用しています。
 それは、今では飛行機に乗る時の常識になったマイレージポイントを効率良く貯めるためです。








   

 -豆知識:マイレージカードって? (デュッセルドルフ編)
dd-ph-05.jpg
マイレージカードは、もはや飛行機に乗るときの常識と言われています。飛行した距離に応じてポイントが付き、そのポイントが貯まると飛行機代がタダになったり、エコノミークラス料金でファーストクラスに乗れたり、チェックインや搭乗が優先的にできたりと良いことづくめです。旅行会社で事前に申し込みができていなくても、空港でチェックインの時や機内でも申し込みができてその旅行からポイントは貯まります。入会金も年会費も無料なので入らにゃ損!損!です。


ほとんどのマイレージカードは有効期限があったり、ツアー旅行や格安チケットだとポイントも少しだけしか貯まりませんので、頻繁に飛行機に乗る人でなければ特典を使えないままに振り出しに戻ってしまいますが、NW航空のように有効期限がなかったりツアー旅行でも格安チケットでも丸々ポイントの貯まるカードもあります。
 とにもかくにも、絶対損はしませんから取りあえず持つだけは持ってみてください、マイレージカード。




   

 -豆知識:ヨーロッパで開催される展示会って? (デュッセルドルフ編)
dd-ph-t01.jpg
私が福祉機器展の見学のために訪問したヨーロッパの国は、ドイツとイギリスだけです。デンマークやパリでも展示会はありますが、出展者数と国際的かどうかで判断した結果、現在はドイツだけに絞って見学に行っています。ドイツでは、福祉や介護・医療に関する展示会が毎年3つ開催されています。ここでご紹介するアルテンプフレーゲとリハケア、メディカです。




dd-ph-t02.jpgアルテンプフレーゲとリハケアは同じような顔ぶれが出展している展示会です。日本で言うと大阪バリアフリー展と名古屋ウェルフェア展のように、開催場所が違うだけで規模や出展企業が同じような展示会です。
 しかし、メディカだけは少し内容が違います。出展社数と来場者ともに5倍くらいの規模がありますので、会場は物凄い大きさです。
 日本最大の福祉機器展HCRでも出展社は600社くらいですので、メディカの3,500社という出展社数は膨大であることがお分かりいただけると思います。


dd-ph-16.jpgただし、ではメディカを見学するのが最も良いかと言うと、答は否です。
 それは、名前が示す通り医薬品から医療機器、病院の厨房用具、洗濯機に至るまで、何でも有りだからです。もちろん、その方面にも興味がある方であれば、すべてを見てまわれる便利な展示会ですが、福祉機器やリハビリに絞って見る人にとっては、会場が大きく人が多く宿泊代が高い展示会です。

 ちなみに『リハケア』は毎年秋にデュッセルで開催される展示会ですが、約1,000社が出展しており、来場者数は65,000人程度です。前述の通り『メディカ』とは似たり寄ったりの展示会で、日本で例えれば東京で開催される『HCR』と大阪で開催される『バリアフリー』のようなものです。主だった企業はどちらにも出展していますので、どちらに行くかは皆さんが春か秋どちらのドイツに行きたいかか、デュッセルドルフかニュールンベルグどちらに行きたいかで決めてしまっても構わないかもしれません。(笑)






   

どこでもドアがほしい! (デュッセルドルフ編)
dd-ph-17.jpg
長旅の末にデュッセルに到着するのはいつも夕方以降です。これは日本を出発する便の時間が大体決まっていますので、どの航空会社を利用しても大差はありません。運が良ければ(=乗り継ぎの待ち時間が少なければ)自宅を出発してから18時間くらいでデュッセルのホテルに到着しますが、運が悪いとプラス3時間から5時間くらいは覚悟しなくてはいけません。



dd-ph-18.jpg私がよく(と言っても年に2、3回くらいです)海外に出張すると言いますと、ほとんどの方が『仕事とは言え羨ましいですね』とおっしゃいますが、当の私にとっては海外で仕事ができる喜びは確かにありますが、肉体的に結構きついというのが本音です。

海外から夜遅くに帰宅して、翌日から出張中に溜まり溜まった仕事に追われる日々・・・。人気漫画ドラえもんに出てくる、どこへでも自由に一瞬で移動できる『どこでもドア』が欲しいです。経費も浮くし・・・。(笑)





   

やっとこさホテルに到着 (デュッセルドルフ編)
dd-ph-09.jpg
デュッセルで私がよく泊まるのは『ホテルニッコー』です。カタカナで書くと分かりにくいので漢字にすると日航ホテルですが、良いも悪いも宿泊客の大半は日本人です。良い点は和食の店があることと思わぬ人にばったり出会うことで、悪い点はドイツに来た気がしないことです。

 展示会目当ての人は大体がホテルを出る時間が同じくらいですので、朝食の時間も同じくらいということになります。つまり朝のレストランで30分もいる と、ほとんどの関係者と顔を合わすことができるのです。いくら日本人が少ないとは言え、展示会場でばったり出会うということは会場の広さと人の多さからか なり稀なことですので、この朝食タイムは思わぬラッキータイムにもなります。ライバル会社の人や有名な先生など、普段あまり話をすることができない人でも『旅は道連れ心理』で、普通の出会い方より数倍も自然に交流することができるからです。よくスキー場や海で開放的になる、あれと同じです。


dd-ph-14.jpg少し話しを戻しますが、日航ホテルへは空港からタクシーで約15分くらいです。料金はチップ込みで26DM(2000年当時)でした。今はドイツマルクは なくなってユーロになっていますが、2000年当時のレートでは1,400円くらいです。最近はその頃よりも円がヨーロッパ通貨に比べて安くなっています が、それでも1,800円までですので時間や安全のことを考えたら、よほどドイツに精通した人でなければタクシーに乗ることをお勧めします。


dd-ph-a10.jpg余談ですが、デュッセルの空港を出る時に、通関や荷物のチェックなどが全くなかったことには驚かされました。島国の日本と違い、国境が他の国と陸でつながっているので無駄だと思っているのでしょうか、それとも各国の出国のチェックに任せているのでしょうか、ドイツ七不思議のひとつです。












   

 -豆知識:デュッセルドルフって? (デュッセルドルフ編)
dd-ph-19.jpg
ライン川に沿って拓けた都市デュッセルには、多くの日本人が住んでいます。なぜなら、デュッセルこそ日本企業のヨーロッパ最大の拠点だからです。ですから日航ホテルのそばには日本人街なるものもあって、日本の雑誌や食べ物、雑貨なんかが売っていたりします。




dd-ph-15.jpgリハケアと並ぶもう一つのヨーロッパの代表的な福祉機器展『アルテンプフレーゲ』が開催されるニュールンベルグが、街全体に中世の面影を残しているのに対し、ここデュッセルドルフは中世に建てられた教会や石畳が現存し、歴史や芸術性を感じさせる一面をもちながら、代表的な経済都市としての一面ももつのです。例えば、日航ホテルから1キロ弱ほどの所にある『ケーニヒスアレー』は、ファッションの最先端をいく専門店がひしめく一角として有名で、カウフホーフ(Kaufhof)デパートなどもあり、時間があれば行ってみたい地区です。


dd-ph-32.jpgところで、デュッセルの治安についてですが、これはほとんど心配なしです。夜中に人通りの少ない道を歩き回らない、人前でお金を出さないなどの最小限の注意を怠らなければ、海外とは言えそれほど神経過剰になる必要はないと思います。それよりも最近の日本の方が物騒で、引ったくりや空き巣くらいではニュースにもならず、数万円を盗むために人を殺傷する輩までいます。
 ちなみに、デュッセルは前述のとおり日本人が非常に多く、警察署には日本語が話せる警察官もいるとのことですので、万が一の時に少しは安心です。

 気候的には日本と同じようなもので、冬は寒く夏は暑いといったところです。
 ただし、リハケアの開催される10月、11月頃は冷え込む日があるので、念のために薄手のコートくらいは持って行った方がいいかもしれません。


dd-ph-33.jpg時差は日本より8時間遅れています。例えば日本で正午ならドイツは早朝の4時ということになります。ただし、注意しなければならないのはサマータイムがあるということです。春分の日の次の日曜から秋分の日の次の日曜までがサマータイムで、この間は1時間早まりますので時差は7時間になります。サマータイムに何を注意するのかと言いますと、たまたま滞在中にサマータイムになった時に時計を合わせ直さないと、待ち合わせの時間や飛行機の時間に1時間遅刻するということになってしまいます。


最後に電気についてですが、アメリカと違って電圧が全く違うので変圧器なくしては日本の電化製品は一切使うことができません。そもそもコンセントの形状が違います。それでもどうにかしたい時は、ホテルのコンシェルジェ(究極のサービスマン)に頼んでみて下さい。ホテルによっては貸し出し用の変圧器がありますし、なくても売っているお店くらいは教えてくれると思います。




   

ネクタイがない! (デュッセルドルフ編)
dd-ph-t05.jpg
到着した日は、何となく外に出歩く気になれず日航ホテル内にある和食の店『弁慶』にて夕食を済ませました。海外出張の醍醐味を存分に味わうには『郷に入れば郷に従え』で食事もできるだけ和食以外の料理を食べる、をモットーにしていましたが、初日から和食に逃げてしまったのは後にも先にもこの1回限りです。
展示会初日ということで気合満々で早朝から起床し身支度を整えていると、あるはずのものが無いんです!ネクタイが無いんです!
記憶を辿ってみると、自宅で荷造りをした時にスーツやワイシャツの色に合わせてネクタイを選んだところまでは覚えていますが、その後の記憶がありません。いくら詮索しても無いものは無いので、頭の中で緊急会議が開催されます。
 『買いに行く?』『どこへ?店はまだ開いてないぞ』『借りる?』『みっともないぞ。でも最後はそれしかないか。』『いや、確かホテルの1階に三越があったぞ!』


dd-ph-29.jpg展示会は10時からで、一緒に来ているコスモ株式会社の雨宮社長(以下、雨宮さん)との待ち合わせ時間は9時30分。ホテルフロントに聞くと三越の開店は 幸運にも9時30分とのこと!雨宮さんに事情を話し大急ぎでネクタイを買い、事なきを得ました。年がら年中、国内外の出張をしている、云わば出張のプロで あるのに情けない話です。



dd-ph-34.jpgネクタイと言えばビジネスマンの制服のようなものですが、海外展示会の見学者の中にはノンネクタイの人が結構たくさんいます。
 私たち日本人は、どちらかと言うと外見から入っていくようなところがありますが、欧米では合理性を重視しているような気がします。

 考えてみれば、出展者やその日に商談がある人などはネクタイ着用で"正装"して当たり前ですが、ただカタログを集めたり情報収集したりするだけで 展示会に来ている人にとってネクタイは窮屈です。思えば私が必死でネクタイを買い求めたのも、初めて会って商談する相手に『俺はビジネスマンだぞー。きっ ちりした人間なんだぞー。』とアピールすることで、少しでも商談を有利にスムースにしたいという気持ちの表れだったのかもしれません。まだまだ中身だけで は勝負できない人間の弱さです。(笑)







   

地下鉄に乗ってみよう (デュッセルドルフ編)
dd-ph-11.jpg
展示会場まではタクシーでももちろん行けますが、通は地下鉄(兼路面電車)に乗ります。ニュールンベルグ編でもご紹介しましたが、ドイツの地下鉄は至って安全です。地下鉄とは言っても路面電車でもあり、ニューヨークの地下鉄のように落書きがされていることも、遠い眼をした変な人がいることもありません。





dd-ph-35.jpgリハケアの入場券の裏側に地下鉄やバスが無料で利用できる旨が記載されていますので、この入場券があれば市内の移動はフリーです。
 日航ホテルから2、3分くらいで地下鉄の駅があり、20分程度で展示会場駅へ行けます。そんな入場券はないと思いますが、もしも公共乗り物フリーの表示がない入場券であったとしたら、当然のことながら乗車券を買わなければいけませんが、券売機の使い方や乗り場情報など私もあまり詳しくありませんので、日航ホテルのコンシェルジェ(究極のサービススタッフです)にお聞き下さい。


dd-ph-12.jpg
ドイツの地下鉄にしても列車にしても日本と違うのは、ほとんど駅員さんがいないということです。また自動改札などというものもありません。デュッセルの本屋さんで日本ガイドブックが売っていたので立ち読みしたことがありますが、電車の乗り方というコーナーがあって『切符を駅構内に入る時と出る時に機械へ通さなくてはならず、自動的に切符は吸い取られて少し進んだ所から吐き出されるので驚かないように』というような説明があって笑っちゃいました。


dd-ph-22.jpg駅員さんも自動改札もない?では、どうやってキセル乗車を防ぐのでしょうか?それは熟練車掌さんに懸かっているのです。ニュールンベルグでいつも通訳をお願いするクッシェル和子さんの友人でメルケル文佳さんという人がいます。デュッセルで通訳を頼むことがあるとしたら、いつもこの人にお願いするのですが、メルケル文佳さんが教えてくれたところによると、車掌さんが車内巡回の時にどの人がどこから乗ったかを克明に記憶していて、抜き打ち改札でキセルがばれると2度とキセルをしたくなくなるような罰金が科せられるそうです。


dd-ph-45.jpgただ、初めてデュッセルに行った時に、雨宮さんとケルンの大聖堂に行こうということになって特急列車に乗りましたが券売機が見当たらず、『きっとホームにあるんだ』と勝手に納得してホームに行ったもののやはり見当たりません。『きっと車内で買うんだよ』と電車に乗り込んだものの売っている気配なし。挙句の果てに『わかった!降りた駅で自己申告するんだ。』と究極の性善説に走る始末で、もちろんそんなシステムはなく、ただ単に券売機を発見できなかっただけです。もしも、車掌さんに見つかっていたら罰金でしたし、結果的に未必の故意とはいえキセル乗車をしてしまいました。反省!


dd-ph-36.jpgその後は切符の買い方を現地の親切なご婦人に教えていただいて、きっちりと正規運賃を支払っていますが、前述のとおりリハケアの入場券が通常は無料乗車券になっていますので、切符を買うとしたら市外に出かける時くらいです。
 切符の買い方については、この後にケルンの大聖堂をご紹介する時に書きます。
 とにかく、タクシーに比べてのんびりと町並みを見ながらドイツに来たんだぁ、って体感できる、そんな地下鉄を私はお勧めします!




   

素敵なレストランをご紹介します (デュッセルドルフ編)
dd-ph-04.jpg
私や雨宮さんがデュッセルに来た時に、必ず行くレストランが2軒あります。
1軒目は『ツム・シフフェン(Zum Schiffchen)』ですが、創業が1628年と歴史のあるレストランで、ナポレオンやハイネも訪れたことがあるという由緒あるレストランです。







dd-ph-06.jpgお勧めメニューはヘムシェ(Hammche)という料理で、豚のももを塩づけにし香草入りのスープでぐつぐつと煮込んだものですが、多分ドイツでしか食べることのない、言い換えればドイツに来たからにはソーセージと同様に一度は食しておきたい代表的な郷土料理の一つです。ただ、注意点として2人か3人で一皿注文するということです。





dd-ph-07.jpg初めてこのヘムシェを食べた時、私と雨宮さんがそれぞれ一皿ずつ注文しましたが、その量の多さとコテコテさに不本意ながら途中でギブアップしてしまいました。2回目から2人で一皿を注文すると、最後までとても美味しく食べることができました。皆さんのお口に合うかどうかわかりませんが、ヘムシェはどこのドイツ料理店でも定番メニューとしてあると思いますので、一度召し上がって下さい。



dd-ph-20.jpg2軒目のレストランは『フィッシャーハウス(Fischhaus)』というシーフードレストランです。ここの料理は何を注文しても外れたことがありませんが、絶対に召し上がっていただきたいのはムール貝です。小型バケツにスープで煮込んだムール貝がてんこ盛りになって出てきます。これも量が多いので2、3人で一人前頼むとちょうどくらいです。貝を食べ終わってからのエキスがたっぷり溶け込んだスープも絶品です!



dd-ph-21.jpgこのレストランで唯一問題があるとすると、それはメニューが分からないということです。一応は英語のメニューもあるのですが、それにしても魚の名前なんてほとんど知りません。他のほとんどの日本人客は、どうしても分かる名前の付いた料理 (例えばシュリンプ(海老)やクラブ(蟹)) を注文してしまいがちですが、それではシーフードレストランに来た甲斐がありません。
 そこで私たちは、いつもムール貝と店員さんのお勧め料理、それに適当に選らんだ料理を注文します。店員さんのお勧め料理は何となく安心できますが、適当に選んだ料理はボリュームも味も、そもそも何の魚かもわかりませんので出てくるまで期待と不安を楽しめます。(笑)

 以上、私がお勧めするデュッセルの人気レストラン2軒ですが、皆さんの知っているお店でお勧めレストランがあれば、是非教えてください。




   

高橋先生とばったり! (デュッセルドルフ編)
dd-ph-10.jpg
リハケアを見学に来るほとんどの日本人は日航ホテルに泊まるので、思いがけない人に出会うとは前述のとおりですが、今回も何人かの人に出会いました。その中のお一人が北海道大学の工学部助教授の高橋誠先生です。床ずれのできる要因とされていたズレを、剪断応力という工学的な見地から研究され数々の実績を残しておられるあの高橋先生です。

 到着した日にコンシェルジェに美味しいレストランを紹介してもらおうとホテルのロビーに行った時です。たまたまコンシェルジェが他の人の応対をしていたので待っていると、チェックインする人の中に見覚えのある方が・・・。



dd-ph-42.jpg
褥瘡学会などで研究発表されるのをいつも遠くからお聞きしていたものの、面と向かってご挨拶をしたのは一度だけでしたので、もしかしたら他人の空似かもと思いましたが『いやいや、リハケア見学に来られたのかもしれない。他人だったら他人だったで別のご縁ができるかも』ということで、思い切って声をおかけしました。すると見事正解でした!到着したばかりでお疲れのようでしたので一言二言ご挨拶しただけですが、次の日に展示会場でまたまたばったり!

 展示会最終日に午後から時間をつくってケルンの大聖堂に行くことは、雨宮さんと"合意"していましたので、高橋先生はお忙しいスケジュールと承知しなが らも無理にお誘いしてしまいました。他にもホテルで出会った何人かの人にも声をかけたのですが、誰ともスケジュールが合わず、結局3人で行くことになりま した。



   

いざ!ケルンの大聖堂へ! (デュッセルドルフ編)
dd-ph-t03.jpg
前回のデュッセル訪問の時に通訳をお願いしたメルケル文佳さんから、『反則金がとんでもない金額なので、くれぐれもキセル乗車にならないように』と警告されていましたので、券売機を3人で探しました。







dd-ph-23.jpg前回、結果的にキセル乗車をしてしまった経緯については前述の『地下鉄に乗ってみよう!』で"釈明"していますが、今回は乗る前に切符を買わなければいけない、つまりどこかに券売機があるはず、ということを知っていましたので、前回のような失敗はしません。
 3人で駅構内をうろうろと探すと、ありました!私たちが駅構内に入った側と正反対の方にあったのです。これでは前回気付かなかったはずです。

 券売機は見つかったものの、次の問題は買い方が分からないということです。しばらく券売機と睨めっこをしていると、見かねて通りすがりのご婦人が買い方を教えてくれました。






   

 -豆知識:電車の切符の買い方 (デュッセルドルフ編)
dd-ph-24.jpg

皆さんのお役に立つかどうか分かりませんが、私がマスターした地下鉄の切符の買い方をお教えします。

(1) 券売機の上に表があって、それで行き先を探します。
(2) その行き先の横に数字(例えば1905)がありますので、その数字を券売機にある数字キーで入力します。
(3) 次に数字の"1"を入力します。これはご婦人にそうするように言われたのでしましたが、何の意味か分かりませんでした。多分、人数のことだと思います。
(4) 次にお金を入れますが、お金の裏表や向きによっては受け付けませんのでご注意を。
(5) 最後に特急に乗る場合は、券売機下側にある特急券ボタンを押し、その分のお金を更に入れます。

 以上のとおりですが、ちなみにケルンまでデュッセルから特急でノンストップの約20分くらいです。電車代は特急料金を入れて当時のレートで千円くらいでした。





   

ケルンの街を探訪 (デュッセルドルフ編)
dd-ph-40.jpg
興奮冷めやらぬままですが、2時間ほど自由行動ということで、各々がケルンの街に繰り出しました。
大聖堂の周囲が繁華街になっており、あらゆるお店があります。デュッセルでは見かけませんでしたが、ここケルンにはニュールンベルグ同様に大道芸人がたくさんいます。ニュールンベルグは半分くらいがトランペットやアコーディオン、サックスなど音楽系の芸人さんでしたが、ケルンの大道芸人はほとんどが人形を模したり踊ったりというパフォーマンス系の芸人さんです。


dd-ph-extra.jpgケルンというのは『植民都市』と言うそうです。紀元前1世紀にローマの群営都市として町が造られ、後にローマ帝国の植民地となっています。そのような特殊な歴史を経て、ドイツ最大の町として長く繁栄を続けました。近くにあるローマ・ゲルマン博物館には、植民地時代からの貴重な文化遺産がたくさん展示されているそうですが、残念ながらまだ行ったことがありません。








dd-ph-39.jpg
これもケルンを訪れて初めて知ったのですが、理髪店とかでよく目にするオーデコロン『4711』の本店ブラオーゴールドハウスが大聖堂の近くにあり、何とケルンはオーデコロン発祥の地だそうです。店の人に聞いたところによると、『4711』という意味深な名前は、昔ケルンに駐留していたフランス軍兵士が戸口に書いた番地をそのまま商品名にしたそうです。



dd-ph-43.jpgまだまだ時間をかけて町中を探索したかったのですが、待ち合わせ時間が来たのでケルンを後にしました。大聖堂の前では何やら映画の撮影らしきものが行われていました。有名俳優さんらしき人もいて、見物人が取り囲んでいますがドイツの俳優さんなのでしょうか、私には誰だか分かりませんでした。

 リハケア見学でデュッセルを訪れた時は、是非この大聖堂を見にケルンまで足を延して下さい。テレビや写真では表現できない素晴らしい何かを感じていただけます!




   

最後にあたって (デュッセルドルフ編)
dd-ph-37.jpg
そんなこんなで現地4泊のデュッセル出張は幕を閉じます。
ほとんど仕事のことは書きませんでしたが、取引先であるドイツメーカーとの打ち合わせも万事うまくいき、リハケアでも多くの収穫を得ました。

 最初に書きましたように、デュッセル編ではほとんど観光に関する内容だけになってしまいましたが、シリーズのニューオーリンズ編やニュールンベルグ編には、業界の裏話や旅の秘訣などなど観光以外にも様々な情報を満載していますので、是非一度ご覧下さい。
それでは、皆様のご健康とご多幸をお祈りして、あとがきとさせていただきます。